No006ホワイトニングに有効なポリリン酸の長さ(公式・分割ポリリン酸ホワイトニングシステム)
2017.08.28コラム
ポリリン酸を一般の方々や世の中のために役立てることはできないかと考えておりました。
そこで注目したのが医薬部外品でした。
EXポリリン酸®を医薬部外品のオーラルケア製品に応用できれば、
より多くの方々にすぐに使ってもらうことができます。
これまでの再生医療研究の蓄積も、より身近に実感してもらうことができます。
やがて研究を進めると、ある特定の長さのポリリン酸が、
歯の表面のホワイトニング効果が高いことを発見しました。
ポリリン酸は歯の表面のアパタイトと結合する働きがあるため、
歯をコーティングすることで新たな汚れをつきにくくする効果も見込めます。
これは歯周病予防とともに歯のホワイトニング対策として、
多くの方々に喜ばれる製品に育つに違いないと思い立ちました。
ポリリン酸を歯みがき剤の有効成分として使用するメーカーはこれまでにもありましたが、
「分割された長さ」によって働きが変わるポリリン酸は、
「長さ」ごとに精密に最適化して用いなくては効果が限定的になります。
その長さをコントロールできる技術を持つのは、
ポリリン酸研究のパイオニアである株式会社リジェンティス社だけです。
こうして、まったく新しい「ホワイトニング製品」が完成しました。
長年にわたるEXポリリン酸®の基礎研究が、ついに「製品」という形で成果を結びました。
2007年からテレビ通販番組などで販売をはじめると、徐々に歯科商品として
クチコミでご評価をいただき、ヒット商品に成長していきました。
併せて2010年から「ポリリンホワイトニング」として歯科医院
への正式導入もスタートすることになりました。